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脂肪肝を予防する

肝臓は1キロから1,2キログラムある大きな組織であるが、その働きはよく化学工場に例えられる。肝心要といわれるように大切な臓器であるが、危機にも辛抱強く、黄信号や赤信号はめったに出さず、気が付いたときには遅いときもある。最近は人間ドックなどで画像診断によって早目に「脂肪肝」と判断されることが多くなった。成人男性の10%、女性の3%にみられる。


肝臓に脂肪が貯まるのが脂肪肝  

肝臓には普通2~4%の脂肪が貯まっている。それが5%以上になると脂肪肝とされる。10%を超えると超音波やCT検査で肝臓が白く光ってくるのでわかる。さらに表に示すように、肝臓の機能を表す生化学値が基準値を超えるようになると、その症状はひどくなっている。超音波検査やCT検査で異常を指摘されたら黄信号、さらに生化学値が異常を示したら赤信号といえよう。  

なぜ脂肪肝になるのか  

脂肪肝の三大原因は肥満、糖尿病、アルコールである。これらが複合するとさらに脂肪肝になりやすい。つまり、晩酌に日本酒三合を毎晩5年間続けると脂肪肝が発症するが、さらにおつまみに油っこいものを選んでいると、肥満が重なり、少ない量のアルコールでもっと早く発症する。また、エネルギーのとり過ぎという点では甘いものの過食も油脂と同じことである。 

肝臓はエネルギーの供給をしているので、エネルギー過剰になると一時的に貯蔵するが、それが慢性的に脂肪貯蔵が重なった状態といえる。一度貯まると、長期間のエネルギー制限や運動を行ってもなかなか肝臓からの脂肪は取り除けない。  

なぜ恐いか  

このように脂肪肝は生活習慣病の一つといえる。アルコール性の場合にはすごく悪化すれば慢性肝炎のようになり、終局的には肝硬変や肝臓がんにいたる可能性がある。脂肪肝になるような生活習慣では、動脈硬化症、糖尿病、高血圧などのほとんどの生活習慣病をもたらす素地が備っているといってよい。内臓に脂肪が貯まる典型が脂肪肝であり、食事、運動や禁酒によって治療や予防を心掛ける必要がある。  

予防食と運動  

原因であるアルコールや肥満、糖尿病の治療や予防の方策が必要となる。 

アルコールに原因があるものは禁酒や断酒を行えばよいが、付き合いや嗜好の問題があり、なかなか実行ができないものである。禁酒すれば、早ければ1ヵ月以内、遅くても3ヵ月ぐらいで生化学値がだいたい元に戻る。 

過栄養による肥満の場合には、体重を理想体重に戻すのが最終目標である。肥満度が50%を超すものはまず食事を改善し、急激な運動は避けたい。10~30%の肥満度になったら、運動を併用すると効果が増す。 

エネルギーを減らすためには、飽和脂肪酸や糖質を減らしたい。身体で合成できないたんぱく質、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸であるリノル酸やアラキドン酸、食物繊維などは十分とる必要がある。 

つまり、たんぱく質をとるためには脂身の少ない赤身の肉類や魚、チーズ、大豆製品が望ましい。牛乳、緑黄色野菜、海藻、きのこ、豆類、小魚などはビタミンやミネラル源となる。食物繊維の多い海藻、コンニャク、シリアル、野菜などはほとんどノンカロリーなので、お勧め品である。砂糖や果糖などの糖質はひかえ、でんぷん質のご飯やパン、シリアルを選ぶ。 

運動は早足で歩くことから始め、ラジオ体操や水泳などの軽いものをこなし、意欲のある人は好きな球技をしたり、筋肉を鍛えるバーベル体操に挑戦するのも良いだろう。要は楽しんで、長続きすることが大切である。

 

中国漢方通販:  www.chinakanpo.com   2008-04-15
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